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サイバーナイフの治療

サイバーナイフは、放射線治療の手段の一つで、微細な部分に精密さをもって照射することが出来る最新の医療機器です。病巣に対し放射線を放射することで、その病巣を除去することができますが、神経、血管その他、組織が密集している頭や顔などの部分については、従来の放射線治療では正常な組織に対しても放射線を放射することになるため、その副作用が懸念されていました。特に脳腫瘍の治療においては、放射線治療の有効性が認められながらもこうした副作用による弊害もありました。それがこのサイバーナイフの登場によって解決されるのではないかと期待されていました。確実に病巣部分にのみ放射線を放射させなければならないため、ガンマナイフを使用する場合においては重い金属フレームを頭蓋骨にねじで固定する必要があり、これが患者への負担を強いることになっていたわけですが、サイバーナイフでは単なる固定マスクをはめるだけなのでその負担が軽減されています。

サイバーナイフの施設

サイバーナイフが導入されている病院・施設は全国的にはまだまだ少ないです。横浜サイバーナイフセンターのように、その専門性をアピールする病院も増加してきましたが、こうした施設を探した上で治療を受けなければならないのは確かです。日経BPオンラインなどのインターネット上での情報を収集するとよいでしょう。大阪大学においては頭蓋内および頭頚部領域の良性・悪性腫瘍、および機能性疾患を対象としていて、肺・肝臓などの体幹部腫瘍はその対象の適応になっていません。このように各病院によって治療することができるかどうかも異なりますから、情報収集に当たっては注意が必要です。

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サイバーナイフの価格

サイバーナイフはその治療効果も高く副作用の心配が軽減されるため、非常に治療にとって有益ではあるのですが、価格が高額な医療機器であるため治療費も高額に設定されています。大阪大学附属病院放射線科ではサイバーナイフ治療関連だけでは63,000点(630,000円)であり、これには保険診療が適用されますから、たとえば2割負担の方は、126,000円の自己負担となります。なお、1回照射で治療しても3回照射で治療しても同額です。これには治療計画のために撮影する造影CTの費用も含まれます。ただし、入院・各種検査・外来診察などの費用は別途必要となります。この例でも理解できるように、治療にあたっては医療費が高額となりますから、その金銭面での手当てに当たっては医療コーディネーターなどと相談する必要があります。